判例タイムズ
2015年6月号の判例タイムズを入手したのですが,ここに興味深い(?)判例がありました。
マスコミ報道もされたので有名ではあるのですが,東京地裁平成26年4月14日判決です。
クラブのママ等の枕営業が,妻との関係で不法行為に当たらないという裁判例であり,これに対する論評は様々な弁護士の方が行なわれているので,イレギュラーな判断であるということは予想がつくと思います。
しかし,裁判所の判断でここまで(いろんな意味で)興味深い判断をしている判決は珍しいのではないかと思います。
(なお,普段判例タイムズが届いた後にざっと目を通すのですが,この判例だけは,ざっとではなく,しっかり読んだ衝撃的な裁判例でした。)