訴額の計算
弁護士が訴状を作成する際に,訴額の算定という作業が必要になります。
訴額とは,訴訟の目的の価額であるため,金銭請求などの場合には,訴額の算定はそれほど困難ではありません。
しかし,世の中の事件は,金銭請求だけでは無いので,そのような事件に係るときには,訴額について頭を悩ますことになります。
訴額について記載のある書籍はあまり無いようですが,私が悩んだときに利用している書籍は,「改訂版・事例から見る訴額算定の手引き」という新日本法規から出版されているものを利用しています。
この本には,たいていのことは記載されているので重宝しています。