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日々思ったこと,皆様のお役にたてる情報などを書いていきたいと思います。


私が所属する「弁護士法人心 名古屋法律事務所」のサイトはこちらです。




キセル乗車

キセル乗車とは,不正乗車のことを指しますが,何故キセル乗車というのでしょうか?

それは,たばこを吸う道具である「キセル」というものが,両端が金属でできており間は竹でできていたことから,不正乗車もキセルも両端だけ「金」

があるという点で同じであることから,キセ ル乗車と名付けられたようです。

(刑法の詐欺罪の学習の時に,上記の意味を習った記憶です。)

最近知ったことですが,北欧のフィンランドでは,地下鉄に乗るときに改札口で乗車券をチェックするということがありません。

乗ろうと思えば,不正乗車し放題です。

それにもかかわらず,改札口が無いということは,不正乗車をする人がほとんどいないということでしょうか。



熟慮期間の伸長

相続人となることを知った日から,3か月以内に,相続放棄をするか相続するかを決めなければなりません。

この3か月の期間を「熟慮期間」といいます。

通常,3か月程度で相続放棄をするか相続するかを決めることができるでしょうが,様々な事情により3か月では決められない場合があります。

そのような場合,熟慮期間の伸長という手続きをとって,熟慮期間を延ばすことになります。

一般的には,3か月延長して,足りなければ再延長をしていくようです。

但し,特に決まりがあるわけではなく,例えば10か月伸長を求めたとしても,家庭裁判所が裁量により6か月と決める場合もあります。

(家庭裁判所は,申立人の主張に拘束されません。必要性や一歳の事情を考慮して,裁量により伸長の期間を決めます。)

この手続きを行わずに,熟慮期間が過ぎてしまうと,相続放棄ができなくなる可能性もあるので,相続放棄をするか否かの判断に迷う際は,熟慮期間の伸長を行うことを弁護士と相談されることをお勧めします。

詳細はこちら

 



新事務所

本日,イオンモール名古屋みなと店に,弁護士法人心の事務所がオープンしました。

今までは,名古屋みなと店で法律相談会を開かせていただいておりましたが,今後は,事務所での相談に応じることができ,

ますます依頼者の方々と相談をしやすくなると思います。

今後とも,よろしくお願いいたします。

 

名古屋みなと法律事務所の詳細はこちら



交通事故の基準

交通事故のご相談を受けていて,賠償基準の話をすることがよくあります。

自賠責基準というものの他に,裁判所基準というものがあります。

よく知られているものとしては,青い本(日弁連交通事故相談センター発行),赤い本(日弁連交通事故相談センター東京支部発行)があります。

そのほかに,黄色い本(日弁連交通事故相談センター愛知県支部発行)や緑の本(大阪)があります。

青・赤・黄・緑と,何かを意図したかのような配色ですが,どういう経緯でこのような色になったのか大変興味深いです。



CRPSについて

カウザルギーとRSDを包み込む概念として,CRPSがあります。

カウザルギーとは,末梢神経の損傷によって生じる灼熱痛をいい,RSDとは,カウザルギー同様の外傷後の疼痛だが,末梢神経の損傷がないものを指します。

RSDの認定基準は,①関節拘縮,②骨の委縮,③皮膚の変化という慢性期の主要な3つのいずれの症状も健側と比較して明らかに認められる場合に認められます。

これが認定されると,7級・9級・12級の等級認定がなされます。

後遺障害についてはこちら



エイプリルフール

名古屋に住んでる者として,喫茶店でモーニングを食べることはよくあります。

このようなものができれば,消費者としては便利ですが,喫茶店には強敵が現れたということになりそうです。



現在,鶴舞公園では桜が見ごろになってきているようです。

今週末くらいから,鶴舞公園では,花見が行われにぎやかになりそうです。

鶴舞公園は日本さくら名所100選の一つとのことです。

昨年,同期の弁護士と花見をしましたが,大変きれいでした。

詳しくはこちら



家電リサイクル法

この時期は,引っ越しシーズンなので,いろいろな家具家電を廃棄することがあると思います。

家具などは,廃品回収業者に委ねて処理すればよいと思いますが,家電リサイクル法対象製品については,別途考慮が必要と思われます。

家電リサイクル法では,エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・乾燥機については,リサイクル法に基づいて処理しなければならないことになっています。

では,購入した電気店が廃業している場合・購入した店が遠距離にあるときはどうすればいいか?

(例えば,10年前に東京で冷蔵庫・洗濯機を買い,現在名古屋にいる場合)

この場合は,近くの電気店に電話をして,家電リサイクル法による処分をしたいと伝えると,回収しに来てくれます(費用は当然にかかります)。

家電リサイクル法についてはこちら

 



駐車場内事故について

一般的に,交通事故の過失割合を考えるとき,判例タイムズ16号や赤い本の過失割合の表を利用して,過失割合を検討します。

しかし,駐車場内の事故の場合,過失割合の表が無いため,簡単には決着がつきません。

駐車場内事故の過失割合の参考文献としては,「寄与度と非典型過失相殺」・「赤い本,平成23年度下巻」「交通事故における過失相殺率」という本があります。

そのような文献を参考にしつつ,具体的事案に応じて過失割合を検討していくと妥当な結論を導けるかもしれません。

具体的事案については,個々の弁護士にご相談ください。

詳しくはこちら



市政資料館

名古屋市には,市政資料館という建物があります。

この建物は,現在は,市の公文書館として,貴重な資料となる公文書・市政資料が保管されています。

しかし,この建物は,以前は,名古屋の裁判所の建物でした。

昭和54年3月まで名古屋地方・高等裁判所として利用されており,昭和54年以降は,現在の場所に裁判所が移ったために,市政資料館にかわったとのことです。

その名残は,今も市政資料館のところどころにあります。

一度,訪問されて,見学されることをお勧めします。

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