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ようこそ,弁護士 赤田光晴のブログへ

日々思ったこと,皆様のお役にたてる情報などを書いていきたいと思います。


私が所属する「弁護士法人心 名古屋法律事務所」のサイトはこちらです。




覚せい剤について

乳児に覚せい剤を投与して,乳児を死に至らしめたというニュース記事を読みました。

私は,弁護士になった後,ほぼ毎年少なくとも1件は,覚せい剤を利用して逮捕される人の弁護をしています。

覚せい剤を利用した方の中には,出来心で利用された方から常習犯になられている方など,様々な方の弁護をしましたが,その弁護の中で,「覚せい剤を保管中に,子供が誤って食べてしまったらどうするのか」等と質問することもありました。

(検察官が,同じ様な質問を被告人にしていたこともあります)

覚せい剤という薬物が,極めて危険な薬物で,子供の体内に入ると大変な事態を引き起こすことが予見されるからこそ,弁護士も検察官も上記のような質問をするのです。

今回,どのような経緯で乳児に投与されたのかが分からないので,何罪が成立するのかなどというコメントは控えますが,罪もない子供が覚せい剤で命を無くすということは二度と発生して欲しくないと心底思いました。



倫理研修

本日,弁護士会の倫理研修がありました。

弁護士は,登録後,3年後・5年後,その後5年経過ごとに倫理研修に参加する義務があります。

日頃,自分が行なっている職務について倫理研修を通じて見直していくきっかけにもなり役立つ研修です。



総会

大学のときに加入していた団体の,1年に1回の総会に参加してきました。

司法試験を受けて,弁護士になっている方が大勢いるために,先輩となる先生方のお話を聞けて大変ためになりました。

また,後輩が今年司法試験に受かり,新たに法曹界に入ってくる姿を見て,自分も初心を忘れてはだめだと気が引き締まる思いでした。



管財人研修

本日,弁護士会で行なわれた破産管財人の研修に出席してきました。

破産管財人については以前のブログでも書いたところですが,破産管財人になると,様々な分野のことが絡んでくるために大変勉強になります。

他方で,様々な分野が絡むために,しっかりと知識をつけておかなければミスをする可能性もあります。

そこで,今回の研修に参加してきました。



会議

本日,当事務所の全ての拠点の弁護士が名古屋に集まって会議が行なわれました。

月に1回,全員が集まって,会議で話をして,懇親会で話をすることで,日頃あまり会う機会の無い弁護士とも話すことができ,大変いい機会でした。



拘置所での差し入れ

名古屋拘置所の差し入れ窓口は,いつでも混んでいます。

弁護士でも差し入れの仕方については全部分かっているわけではないので,係員の方に聞きながら差し入れを行うのですが,様々な書類を書かされるので結構大変です。

差し入れを行う際には,時間に余裕をもって行く必要があると思います。



接見禁止決定

接見禁止の決定が行なわれた場合,弁護士は,その決定が不当と認められる場合は(準)抗告を申し立てることになります。

(準)抗告を申し立てる際には,接見禁止決定がいかに不当であるかを記載していくのですが,証拠隠滅の恐れなどが無いのに,何故接見禁止決定が出てしまったのだろうと考えさせられることがあります。

簡単に接見禁止決定が出されているとは思いませんが,慎重に判断してもらいたいと思いますし,仮に接見禁止決定が出されている場合には,弁護士がしっかりと対応しなければならないと思いました。



刑務所について

刑事事件が終わった後,実刑を言い渡された被告人がどこの刑務所に行ったのかを,被告人の身内の人から聞かれることがあります。

被告人がどこの刑務所に収容されたのかを,弁護士は,裁判所などから連絡をうけていませんので,聞かれても「わかりません」としか答えられない状況です。

拘置所もどこの刑務所に収容したのかを弁護士等に教えていない運用の様です。

したがって,確実なのは,被告人に刑が言い渡される前に,刑務所に行った場合には,どこの刑務所に行くことになったのかを手紙で連絡するようにと指示しておく必要があると思います。



民法改正講義

本日,弁護士会主催の民法改正の講義を受けてきました。

前回の講義に引き続き,民法の改正部分について集中的に聞くことができたために大変役に立ちました。



法廷案内

愛知県弁護士会の委員会の仕事で,大学生の裁判所の法廷見学の付添を行いました。

学生の方は,皆さん熱心に法廷見学をされていました。

普段法廷の中にいて傍聴人の立場ということはあまりないのですが,傍聴人が弁護士(弁護人)をしっかり見ているのだということを実感しました。

弁護士として,傍聴人から見られているということを今まで以上に意識していかなければならないなと思いました。

なお,法廷傍聴は誰でもすることができるので,裁判に興味のある方は一度裁判所に行ってみてはいかがでしょうか。

(傍聴マニアと思われる方もたまに目にします。)

 



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