介護サービスについて
交通事故や労働災害により,重度の後遺障害が残ってしまい,障害福祉サービスを利用することを検討しなければならない方もおられます。
このような障害福祉サービスにはどのようなものが存在しているのでしょうか。
先月および先々月に本ブログに記載した装具・用具の支給ということが挙げられます。
その他,障害者の方にどのような福祉サービスが提供されるかという点については,障害者総合支援法という法律に規定されていますが,自立支援給付(介護給付・訓練等給付・自立支援医療・補装具など)と地域生活支援事業などがあります。
では,介護給付についてどのようなものがあるのでしょうか。
介護給付にもさまざまな内容が存在していますが,居宅介護や重度訪問介護や重度障害者等包括支援などのサービスが存在します。
居宅介護とは,身体介護・家事援助・通院等介助や通院等の乗降介助を行う訪問介護サービスのことを指します。
障害支援区分1以上の人で,支給決定を受けた人が利用できます。
原則1割負担で利用でき,市区町村などの窓口で申請して利用することになります。
重度訪問介護とは,常に介助を必要とする人が,食事・入浴などの身体介護,家事援助,外出介護や支援などのサービスを利用できるものです。
障害支援区分4以上の人で,支給決定を受けた人などが利用できます。
原則1割負担で利用でき,市区町村などの窓口で申請して利用することになります。
このほかにも,公的サービスについては,様々なものがあります。
ご不明な点等ございましたら,弁護士にお問い合わせいただければと思います。
なお,この度,当法人のホームページの集合写真を変更いたしました。